智諒庵 心の健康と癒し~智諒庵

智諒庵とは

About Chiryo-an

智諒庵とは

心の健康と癒し~智諒庵(ちりょうあん)

智諒庵では、様々な原因に縁って起こる「心の苦しみ」に対し、僧侶として病院と連携し、臨床仏教や仏教瞑想(マインドフルネス)を用いて、患者様やご家族のケアと医療従事者向けのワークショップや勉強会などのボランティア活動を行っております。

仏教による心の癒し

仏教とは、人間にとって避けられない病気・老い・死から生じる様々な苦しみに対し、よりよく生きるための智慧であり、2500年に渡って実践され、現代まで伝承されてきた人間学でもあります。
仏教の智慧と実践は、統合医療における伝統医学としての側面があります。仏教の智慧を「知る」ことで出来事の受け止め方が変わり、仏教の実践により対処法が変わることで、苦しみから発生していた精神的・身体的症状が緩和します。その為、近年では次世代型認知行動療法とも位置付けられています。
実践の一つである仏教瞑想は、「今」という一瞬一瞬の体験に意識を向け、自分自身をあるがままに受け入れ、解き放つことを目的としています。近年、多くの医療現場や企業などでストレスケアとして注目されているマインドフルネスとは、この仏教瞑想から宗教的要素を除いて発展したものです。
智諒庵では医師と連携して、仏教の智慧と実践により患者様の心の苦しみに対するケアを行うことを臨床仏教と捉えています。

苦しみに対する様々なケア

心の苦しみに対するケアとして、緩和ケア・終末期ケア・スピリチュアルケア・グリーフケアなどを行っています。

  • 緩和ケア:病気に伴う心と体の痛みを和らげるケア。

  • 終末期ケア(ターミナルケア):終末期の患者様に対して、心と体の痛みを和らげ、人生の質(クオリティ・オブ・ライフ,QOL)の維持・向上のケア。

  • スピリチュアルケア:「なぜ生きているのか」「何のために生きているのか」「どうして病気になったのか」「死んだあとはどうなるのか」など、人間が誰でも抱えている生きる意義と目的、存在の意義に対するスピリチュアル(霊的)なケア

  • グリーフケア(悲嘆のケア):親しい人との死別や様々な喪失体験による、深い悲しみや悲観に対するケア。

心と心の対話

智諒庵では、僧侶として仏教看護の心構えと寄り添いの姿勢を持ち、患者様やご家族の方との対話を大切にしています。患者様自らが自分の人生の物語を語り(ナラティブ)、自分の歴史を振り返って評価する回想(ライフレビュー)の良き聞き手となり、嬉しかったこと、苦しかったこと、楽しかったことなど様々な感情を許し、受け入れ、そして苦しみと共に生きていく過程を善知識(良き友)として見守ります。

庵主ご挨拶

Greeting

~ようこそ智諒庵へ~

はじめまして。庵主の智諒(ちりょう)です。
近年、心の苦しみが原因で、様々な身体的・精神的症状が現れ、病院での検査や治療を求める方が増えています。
仏教には、苦しみを抱えながら生きている人々に寄り添い、ともに生きていく為の智慧と実践がたくさんあります。
統合医療の中の伝統医学には、仏教による智慧と実践が含まれます。
僧侶として病院と連携し、医療と仏教の架け橋となることで、心のケアの選択肢が増え、患者様やご家族の方の癒しにつながることを願っております。

庵主プロフィール

庵主プロフィール しゃくに ちりょう釋尼 智諒俗名:中村智美(なかむら ともみ)

しゃくに ちりょう 智諒俗名:中村智美(なかむら ともみ)

真宗大谷派僧侶・真宗大谷派教師・修士
(文学・仏教学専攻)

2000年から、病院・ホスピス・高齢者施設などの医療・福祉分野で緩和ケア・終末期ケアに携わる。2004年に母のがん闘病と看取りをきっかけに仏教と出逢い、大学・大学院・宗門学院で9年間仏教学を学ぶ。自身のがん治療や父の突然死を経験し、仏教の智慧が患者と家族の苦しみに対し何ができるのか模索し臨床仏教・仏教瞑想(マインドフルネス)を日々実践。病院と連携し、患者と家族の心のケアを行う。現在、大学院の臨床宗教師課程に在籍中。
※所属:日本印度学仏教学会・パーリ仏教学文化学会・日本マインドフルネス学会・日本仏教看護・ビハーラ学会等

僧侶以外の活動

英国IFPA理事・英国IFPA/IFA認定アロマセラピスト・NPO法人日本アロマセラピー福祉サポート協会理事長・(株)木花代表取締役社長
1998年に英国でアロマセラピーを学ぶ。2001年から横浜ロイヤルパークホテルやふれあい横浜ホスピタル産婦人科内でのアロマセラピートリートメント事業、アロマセラピー関連商品の輸入販売、LabAroma社日本代理店、翻訳、教育、執筆活動などを行う。
社会福祉活動として、2000年から病院・ホスピス・高齢者施設で、患者様やご家族への緩和・終末期ケア、医療従事者向けの講習会を行う。

活動内容

Project

患者様向け

+ 終末期の患者様

  • ケアの種類:終末期ケア(ターミナルケア)・緩和ケア・スピリチュアルケア

  • 場所:病室やご自宅へ訪問

  • 所要時間:一人30分~60分

  • 頻度:患者様からのご依頼の場合は週1回~2回。

  • 目的:「今、この瞬間」を穏やかに過ごせることを目的とする。

  • 内容:対話・傾聴を基本とし、お茶を一緒に飲む・足浴・清拭・背中や足を優しくさするなども行う。

  • ※病院様からのご依頼の場合は、頻度・内容・所要時間等ご相談させてください。
    療養病棟や緩和ケア病棟を巡回し、入院中の患者様のベッドサイドへ訪問いたします。

+ 慢性疼痛など原因がわからない身体の痛みをお持ちの患者様

  • ケアの種類:仏教瞑想・マインドフルネス・臨床仏教

  • 場所:公園やお寺

  • 所要時間:1回90~120分

  • 頻度:月1回

  • 目的:仏教瞑想(マインドフルネス)により「今」という一瞬一瞬の体験に意識を向け、自分自身をあるがままに受け入れ、解き放つことを目的とする。また、仏教の智慧を「知る」ことで出来事の受け止め方が変わることを目的とする。

  • 内容:対話・傾聴を基本とし、仏教瞑想(歩く瞑想・呼吸法など)や写経などを行う。治療上必要な場合は、ご家族の方も一緒に行う。

  • ※医師からの問診の際、患者本人が重要だと思わず、伝えていない情報が多々ある。仏教瞑想を通して、生活習慣や体調の変化、過去の出来事などを、時間をかけてゆっくり傾聴し、治療に必要だと思われる内容は、医師と共有し、原因不明の心と体の痛みの治療に役立てる。

医療従事者・セラピスト向け

医療従事者・治療家・セラピストに対し、心の苦しみに対するケア、仏教看護の心構えと寄り添いの姿勢、燃え尽き症候群などのメンタルヘルスケアなど、ワークショップや勉強会を開催しております。

過去の活動実績

Works

2018年

4月
名古屋大学医学部附属病院総合診療科統合ヘルスケアチームに僧侶として所属。
患者様とご家族の方へ仏教瞑想(マインドフルネス)を用いたケアを開始
10月
名古屋大学医学部附属病院総合診療科統合ヘルスケアチームで
「マインドフルネス~歩く瞑想会~」実施
12月
名古屋大学医学部附属病院総合診療科や鍼灸治療院の患者様に、セルフケアとして活用いただけるよう、マインドフルネスのリーフレットを無料配布開始

2019年

2月
・『アロマテラピーと自然療法の専門誌 aromatopia 』(フレグランスジャーナル社)の152号(2019年2月25日発行)に、「智諒さんによるアロマセラピストのためのマインドフルネス」(pp.68-71)を寄稿
・患者様やご家族からのご依頼により、愛知県内の病院への訪問ケア(週二日程度)を開始。
7月
名古屋大学医学部附属病院総合診療科統合ヘルスケアチームで
「患者さんとの寄り添いについて~僧侶としての視点から~」発表
9月
名古屋市のセントラルたなか鍼灸院上社院で、
「はじめてのマインドフルネス~今、この瞬間を生きる~」(3時間)セミナー実施
11月
・京都府のアロマテラピー&自然療法スクールジャパン・エコール・デ・アロマテラピーで、
『セラピストのための仏教瞑想~マインドフルネス~』(4時間)セミナー実施
・東京都のニールズヤードレメディーズスクールで、
「仏教を通して「こころ」を考える」(90分)セミナーを実施

2020年

3月
東京都の一橋講堂で開催のIFPAroma2020国際アロマセラピーカンファレンスで、「患者のスピリチュアルペインに寄り添うアロマセラピストの可能性~アロマセラピスト僧侶の視点から~」 の講演を行う(新型コロナウイルス感染拡大により中止)
5月
京都府のアロマテラピー&自然療法スクールジャパン・エコール・デ・アロマテラピーで、オンライン講座『アロマセラピストの為のマインドフルネス~仏教の教えから臨床の現場へ~』セミナーを実施

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